
都内で車を持っているのなら、ぜひともおすすめしたいのが首都高をドライブすることだ。
首都高は実は最低料金300円で合法的※にドライブすることができる。
※制限速度や交通ルールは必ず守って走る前提
高層ビルを飛び移るように走るC1都心環状線、臨海新都心、川崎の工場地帯、横浜といった海沿いを走る湾岸線やスカイツリーのすぐ近くを通るC2中央環状線など、走りごたえのあるドライブコースが首都高にはたくさんある。
ということで、都内で車を持ち続けて5年になる俺が首都高のおすすめコースを紹介する。

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この記事の目次
首都高を最安300円でドライブする方法

結論から言うと首都高を300円でドライブするには、
- 入り口と出口が4.3㎞以内
- 入った方向と同じ進行方向の出口から出る
- 首都高以外の道路や一般道に降りない
- ETCを使う
の3つが条件になる。
面倒くさいから組み合わせを覚える

とはいえ一々条件考えるのも面倒くさいから、ここで入ってここで出たら300円の組み合わせを覚えてしまうのがおすすめ。
自分の家から近いところで使いやすい出入口の組み合わせを探そう。
ちなみにいずれの組み合わせも入り口と出口を逆にしてもOK
- 初台南→富谷
- 中野長者橋→西池袋
- 渋谷→渋谷(23区南側エリアの人におすすめ)
- 高井戸→永福(23区外エリアの人におすすめ)
- 箱崎→浜町(23区東側エリアの人におすすめ)
- 幡ヶ谷→新宿(23区西側エリアの人におすすめ)
これ以外にも自分の使いやすい位置に300円ルートが作れないかは首都高ドライバーズサイトのリアルタイムルート検索を活用しよう。
おすすめ周回ルート

ここから俺のおすすめの周回ルートを紹介する。
1.C1都心環状を湾岸線を経由しつつ周るコース


走行距離 | 約23キロ |
所要時間 | 約25分 |
見どころ | 東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジ、臨海新都心夜景 |
難所 | C1外回り全般、箱崎ロータリー |
俺が最も好きなルート。
- C1外回りから箱崎ロータリーを目指す
- 箱崎から先は湾岸線横浜方面に進む
- 湾岸線に入ったらレインボーブリッジの表示を目指してすすむ
がポイント。
都心+臨海新都心をまるでビルからビルへ飛び移るかのように縦横無尽に駆け回るこのルートは、
約25分というちょうどいい時間で次から次へ度東京の観光名所が視界に飛び込んでくる。
まさに首都高ドライブ、といったコースだ。
C1が慣れるまでは結構怖いし難しいかもしれない。
慣れるとカーブが多くて走りごたえがある。
箱崎・芝浦・辰巳のパーキングが使えるのがうれしいんだけど、金土日夜は閉鎖していることも多いので注意。
2.C1都心環状から湾岸線で横浜まで行って帰ってくるコース


走行距離 | 約85キロ |
所要時間 | 約83分 |
見どころ | 羽田空港、川崎の工場夜景、大黒PA、ベイブリッジ、みなとみらい |
難所 | 本牧JCT→石川町JCT→金港JCT間、横羽線全般 |
C1周回ルートに神奈川方面を周回に加えたルート。
1のルートでレインボーブリッジに向かっていたところを無視してそのまま湾岸線横浜方面にまっすぐ進む。
湾岸ミッドナイトが好きな人ならぶっささるであろう、C1外回りから湾岸線に入って横浜まで突っ走るルートを辿る。
途中に大黒PAもあるんだけど、金土日の夜は閉鎖されていることが多いので大黒PAに行きたいなら昼間に走るしかない。
本牧JCT→石川町JCT→金港JCTが短距離で続くかつ間違いやすいのだけど、「K1横羽線東京方面」の表示に進んでいけば大丈夫。
また横羽線は2車線でカーブが多いのに飛ばしている車が多いので気を付けよう。
ちなみに横浜方面の中で周回することもできる。図の青色の川崎線・大黒線を使う。
実際に300円周回ルートを作ってみる
ここまでの内容を踏まえて、実際に周回コースを作ってみよう。
23区南側に住んでいて、ルート1を走るコース
自分の家が23区の南側だとしたら、渋谷→渋谷を入り口と出口の組み合わせにすることで300円周回できる。
ルートを構築すると下記のとおり。

渋谷の入り口から入って、谷町JCTでC1外回りに入る。あとはルート1で紹介したとおり、C1→9号→湾岸→C1と周回する。
走って満足したら、C1の谷町JCTから3号に入って渋谷出口で出れば300円だ。
23区東側に住んでいて、ルート2を走るコース
23区東側に住んでいるなら、箱崎→浜町の組み合わせで300円周回可能だ。

箱崎入り口から入って、そのまま9号から湾岸線に突入。ルート2を使って横浜方面から戻ってきて、
浜崎橋JCTでC1外回り経由で箱崎ロータリーに戻って浜町出口で出れば300円で出られる。
首都高ドライブのポイント
ETCは絶対に導入する
大前提としてETC車載機がないとこの300円ドライブは成立しない。
首都高は有人料金所がどんどん減っているので、300円ドライブしないで普通に使う場合もETCが必要となる。
ので、ETC車載機は忘れずに導入しよう。
箱崎ロータリーを攻略する

首都高周回に欠かせないのが箱崎ロータリーの攻略。
首都高は高速道路なので、道を間違えても戻ることはできない。
しかし箱崎ロータリーに入れば来た道とは逆方向の路線に乗ることができてしまうし、PAもあるから落ち着いて道を調べることもできる。
箱崎ロータリーについては下記の記事でまとめている。
交通量が収まる夜にドライブする

昼の首都高なんて車多すぎ渋滞しすぎで走っても全く楽しくない。
平日は21時、土日祝なら20時以降なら安心してドライブができるはずだし、景色も夜のほうが楽しい。
パーキングエリアは基本上り方向にしかない

基本的に首都高は上り方面にしか存在しない。(一部例外あり)
ので、下りを走っているときにトイレに行きたくなったら箱崎ロータリーに行って上り方向に方向転換するしかない。
ちなみに皇居に向かっていくほうが上り、皇居から遠ざかるほうが下りと覚えよう。
首都高ドライブは合法
ちなみに首都高を300円でドライブするのは全然合法。
例えば箱崎から2の横浜経由のコースでドライブして浜町で降りる場合、首都高ドライバーズサイトで検索しても300円とちゃんと表示される。

安全運転で楽しもう

合法なのはあくまで制限速度に従ってドライブすることであって、制限速度を超えてドライブするのは当然違法だし、非常に危険だから絶対にやめてほしい。
安全運転で次から次へと変わりゆく東京都心の夜景を楽しもう。