
首都高を300円で周回するうえで外せないのが箱崎ロータリー。そしてその一部である箱崎パーキングなんだ。
箱崎ロータリーは非常に便利で、箱崎パーキングエリアで休憩できるだけじゃなく、周回方向を変えたり、出口から下町に戻ったりと、いろいろな方向に向かっていくことが可能になっている。
このブログの人気記事が首都高周回の記事ということで、その補完をする目的で箱崎ロータリーを解説したい。

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この記事の目次
箱崎パーキング・箱崎ロータリーの位置
箱崎ロータリーは首都高の6号向島線と9号深川線の境目に位置している。
赤が6号向島線、青が9号深川線、その真ん中の紫が箱崎ロータリーの位置。

位置を見るとよくわかると思うんだけど、箱崎ロータリーは6号上り経由でC1の内回り・外回り両方に行けるし、6号下りで23区北側エリアや埼玉方面、9号深川線経由で湾岸線とほぼどこにでも行ける素晴らしい位置にある。
箱崎ロータリーのなにが難しいか
箱崎ロータリーの難しさは下記のとおり。
- そもそも箱崎ロータリーへ入るための案内がほぼない
- 入り口と出口が多いため、道を間違えるととんでもない方向に行ってしまう
- 肝心のパーキングの位置がわかりづらい
箱崎ロータリーへの案内表示はほぼない
走ってみるとわかるんだけど、実は首都高の中に「箱崎PA」とか、「箱崎ロータリー」の案内はほぼない。
ので実は存在そのものを知らない人も意外と多いんだ。

箱崎パーキングへは「箱崎出口」の表示に向かって進むとたどり着ける。
出口出ちゃうんじゃないかとひやひやするんだけど、箱崎の出口へは必ず箱崎ロータリーを経由しないと出られないので安心してほしい。
入り口と出口が多いので道を間違えると大変
箱崎ロータリーは下記のような構造になっている。

- 6号向島線上り⇒C1外周り・内回り(都心方面)
- 6号向島線下り⇒C2外周り・内回り、7号小松川線(千葉・北関東方面)
- 9号深川線下り⇒9号湾岸線上り・下り(横浜・千葉方面)
- 箱崎、清洲橋、浜町出口
あまりに行ける場所が多すぎる。
しかも高速道路なのに一時停止があるし、その一時停止は高確率で警察が見張っている。
箱崎パーキングの位置が分かりづらい
まず使う人も多いであろう6号向島線下り経由、つまりC1方面から箱崎パーキングに入るためのルートが下記のとおりなんだけど、
見てもらってわかる通り車線変更を4回もする必要がある。

しかも結構な頻度で車が来るのでこの見とおしの悪い中で車線変更しまくらないといけない。
そして肝心の箱崎パーキングの見た目がこれ。

この建物の中が箱崎パーキング。
ぱっと見首都高㈱の駐車場に見えるから、入っていいのか超ためらう見た目をしている。
けど入って大丈夫。
箱崎パーキングの中
中にはきれいな休憩所と、トイレと自販機がある。

自販機には軽食もあるので、軽い腹ごしらえも可能。

こんな簡易の構造図も設置されている。

駐車場内はこんな感じで屋根付き。

というのも首都高速道路株式会社東京東局の建物の3F部分がパーキングエリアになっているから。
もちろんPAから歩いて地上に降りることはできないので注意。
駐車スペースは障がい者用を除いて13台分。
閉鎖情報には注意

ちなみに芝浦、辰巳、大黒と並んでルーレット族対策で閉鎖されがち。
パーキングは閉鎖されていてもロータリー自体は使えるんだけど、トイレが使えないのはしんどいので事前に確認しておくことをお勧めする。
困ったらとりあえずパーキングに入って道を確認する

箱崎ロータリーはどこにでも行けるということは、道を間違えるとあらぬ方向に飛ばされてしまうことを意味する。
道を間違えるとそれなりに大変なことになるので、慣れないうちはまず箱崎パーキングを目指していき、パーキングで一度道を確認してからもう一度走り始めるのをお勧めしたい。
一昔前はロータリーの中に信号機があったので、その待ち時間に道案内の看板を確認することができたんだけど、
2024年に撤去されてしまったから今はそれができない。
もしわからなくなってしまったらとりあえずパーキングに入ろう。
箱崎ロータリー内は一方通行
パーキングで休憩していざ出発となっても注意。ロータリー内は一方通行なので、
行きたい方向次第ではぐるっと一周する必要あり。
例えば箱崎パーキングから6号向島線下り(C2、7号小松川線方面方面)に行きたいときのルートはこう。

もちろん各入り口からの合流は入り口側が一時停止ではあるんだけど、車は結構な数入ってくるので安全確認は確実に。
交通ルールを守って楽しくドライブ

以上が箱崎ロータリーの解説。
少し前まで高速道路なのに信号がある珍光景スポットだったんだけど、信号は最近撤去されてしまった。
とはいえ相変わらずわかりにくくて難しい場所なので、少しでもこのページが役に立ってくれれば幸い。
あと前の記事でも書いた通り、首都高の300円周回が合法なのはあくまで「交通ルールを守って走る場合」に限るので、制限速度や一時停止、車線変更のルールは必ず守るようにしよう。