
RX8にはセンターコンソールにドリンクホルダーがついているんだけど、これがマジで使えない。
エイトに搭載されているロータリーエンジンはレシプロと異なり非常に高温になる。
エンジンと直結しているシャフトが真下にあるセンターコンソールは熱々に熱されるので、ドリンクホルダーにのみものを入れていると常温どころかあったかい飲み物が出来上がってしまう。
本格的な夏を前にどうにかすべく、エイトのドリンクホルダー問題解決に取り組んだ。

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この記事の目次
RX8のドリンクホルダーは問題だらけ

まずエイトはドリンクホルダーがセンターコンソールに合計4つついている。
内2本は後席用。2本は前席用という振り分けだ。
後席用は置いておいて、前席用には大きく2つの問題がある。
- センターコンソールが熱すぎて冷たい飲み物が一瞬で冷める。温いどころかあったかい。
- シフトノブを操作したときに肘に当たる。(特に2速と4速)
両方ともドリンクホルダーとしては致命的すぎる。
特に前者は夏場死活問題。昨今の猛暑に冷たい飲み物が飲めないのは死ぬ。
エアコンルーバー取り付けタイプは破損が怖い

エイトに限らずマツダ車は樹脂パーツが弱いといわれている。
(魂動デザインになってからの内装はわからない。FDとかFCとかマツスピアクセラとかNCロードスターあたりで故障が多いらしい)
RX8納車後早々にエアコンルーバーに取り付けるタイプのドリンクホルダーを購入したんだけど、飲み物を入れるとエアコンルーバーのところからギイギイ音がする。すごく怖い。
初年度の夏はこれで乗り切ったんだけど、昨今部品代の高騰もあって2回目の夏を迎える前にテコ入れをした、という経緯。
エアコンルーバータイプのドリンクホルダーは下記で紹介している。
シートのすき間に差し込むタイプは使えない
エアコンルーバー取り付けタイプに代わる候補として目を付けたのがシートとセンターコンソールのすき間に差すタイプの小物入れ。
これなら確かにドリンクホルダーも確保できるんだけど、俺のエイトはSpiritRでシートがレカロのセミバケットになっている。
体を固定するための高いホールド部分がセンターコンソールと座面の間に立っているのでセンターコンソールに差すタイプはたぶん使えないと思う。
タイプGやタイプSの純正シートならたぶん使えるんじゃないだろうか。
ドアトリムタイプをグローブボックスに差して解決
このままだとエアコン破損覚悟するかセミバケを諦めるか冷たい飲み物を諦めるしかないぞと思ってみんカラを漁っていたところ、先人たちが素晴らしい教えを残していた。
それがドアトリムタイプのドリンクホルダーをグローブボックスに差して使うというやり方。
これならエアコン傷めないしセミバケも継続できるぞと早速購入した。
取り付け部の金属部分は手で簡単に曲げられる

取り付け部の形状としてはこんな形。
上の黒い平らな棒部分は金属なんだけど、針金みたいに手で簡単に曲げることが可能。
差し込み部位の形に合わせた形状にしてぴったりとフィットさせられる。
ドアトリムタイプの導入でRX8のドリンクホルダー問題は解決

実際取り付けたのがこちら。
グローブボックスが締まっている限り全然落ちてくる気配はない。

ドリンクを入れてもこの通りでしっかり固定される。
ただこんだけ斜めにはなるのでコンビニコーヒーはたぶん無理。
NDロードスターのドリンクホルダーも助手席足元
ちなみにNDロードスターのドリンクホルダーも助手席足元にある。
助手席に座った方には「最新のロードスターもこうだから...」と言って我慢してもらう。
助手席の人には俺の健康のために我慢してもらう

ちなみに助手席の人はたぶん足元が狭くなる。NDロードスターの説明書でも、
同乗者がいる場合は、前側のカップホルダーをリアコンソールに取り付けて使用してください。前側で使用すると、ひざなどが当たり、中身がこぼれるおそれがあります。
って書いてある。
けど俺の夏場の健康のために我慢してもらう方向。スポーツカーは快適に移動するための乗り物ではない。
それに使わないときは折りたためるし、邪魔なら外しておけるのがこのタイプの超いいところ。
エイトに限らず型落ちのスポーツカーに乗っている方は検討してみてもいいかもしれない。