
2025年8月現在、都内の平均ガソリン代はレギュラーでリッター167.17円、ハイオクでは178.70円となっている。
超高い。俺が車買ったとき(2020年)はたぶんハイオク150円台だった。
ガソリンに限らずあらゆる物価が上がっている今、少しでもお得になれる方法があればみんな知りたい。
そこで、車に乗るうえで欠かせないガソリン代を簡単に下げることができるENEOSアプリの活用について解説する。

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この記事の目次
ENEOSアプリのメリット
まずENEOSアプリの導入メリットなんだけど、
- ほぼ手間をかけてないのにガソリン代の値引きがすごく入る
- クレジットカードのポイントと楽天ポイント・Vポイント・dポイントいずれかとの2重取りが狙える
- QRコードで簡単決済
の3点がある。
特に1点目のガソリン代値引きの金額がすごくて、アプリを使っているといないとではかなりの差がつくポイントになっている。
そして俺の場合は年間にして7260円分も導入していない場合に比べて得をしている。
エネオスアプリのガソリン代値引きはすごい

上記のある日のガソリン価格表示をもとにガソリン代の値引きを計算する。
①エネオスアプリを使って決済した=「モバイルEneKey」サービスを使ったので、一番右の2円/L引きが適用
②エネオスアプリ内に登録されているクーポンを使う。真ん中の3円/L引きが適用
⇒一番左の通常価格181円/Lから5円/Lを引いて176円/Lで給油可能になる
③俺のRX-8の給油はだいたい50L程度。
・通常価格の給油:181円×50L=9,050円
・割引適用後の給油:176円×50L=8,800円(-250円)
1回給油当たりの差額は250円
ほぼ何もしていないのに250円のお小遣いが手に入ってしまった。
1回当たりだと分かりづらいので年間に換算すると、
①俺の年間走行距離が大体6,000キロ。RX-8の燃費は均すと6㎞/L
⇒1年間で使うガソリンは6,000㎞/6=1,000L
②先ほどの計算に当てはめる。
・通常価格の給油:181円×1,000L=181,000円
・割引適用後の給油:176円×1,000L=176,000円(-5,000円)
年間の差額は5,000円
ということで、年換算にして5,000円の節約になる。
ガソリン代の割引と合わせてポイントを獲得できる

やばいのはこの割引に加えて楽天ポイント・Vポイント・dポイントのどれかを紐付けてボーナスポイントがもらえるということ。
例えば楽天ポイントの場合ENEOSではガソリン2Lにつき1ポイントがたまるので、俺の場合は1回当たり50Lの給油=25ポイント獲得。
年間だと1,000Lの給油=500ポイントが獲得できる。
Vポイントもdポイントも2Lにつき1ポイントの還元率は同じ。
ENEOSアプリのボーナスポイントはクレジットカードの通常ポイントと2重取りできる

さらになんとENEOSのボーナスポイントである2Lにつき1ポイントとは別にクレジットカードのポイントは通常通り付与される。
つまり重複しない。
年会費無料の楽天カードであれば100円につき1ポイントたまるので、俺の場合は1回当たり8,800円/100円=88ポイント。
年間だと176,000円/100円=1,760ポイントがもらえている。
ここまでの割引とポイントを年間のほうでまとめると
①ガソリン代の割引価格:年間5,000円
②ENEOSアプリのボーナスポイント:500ポイント
③クレジットカードの通常ポイント:1,760ポイント
計7,260円
となる。アプリを使っただけでなんの労働もせずに7,260円が生まれてしまった。まさに現代の錬金術。
エネオスアプリは店舗に行って発行する必要あり

エネオスアプリの初期登録なんだけど、これはガソリンスタンドに行ってその場でスタッフと一緒にやることを推奨したい。
アプリのインストールやアカウントの作成は家でもできるんだけど、
「モバイルEneKey番号」の紐付けと、クレジットカードの登録はなぜかスタンドに行かないとできないようになっている。
なのでガソリンスタンドのスタッフのところでアプリの登録を進めて、その場でクレジットカードの登録もしてもらうのがおすすめ。
ENEOSアプリの登録が終わったら必ず良く行くSSをフォローする

アプリの登録をして使えるようになったら、忘れずによく行くSSをフォローすることを忘れずに行いたい。
SSのフォローを行って初めて、その店舗で使えるクーポンを毎月もらうことができるようになるからだ。
逆にフォローを忘れてしまうとクーポン分の値引きを受けられずにモバイルEneKey利用分の値引きしか受けられないので、
導入メリットを最大にするためにも忘れずに実施しよう。
5店舗まで登録できるので、自分がよく行動するエリアにある店舗を登録しておくと便利。
エネオスアプリクーポンは店舗によって割引金額が違う

ちなみにエネオスアプリのクーポンの割引額は店舗によって違う。
俺がよく行く店舗は3円なんだけど、行動圏には7円/L引きのクーポンを出しているENEOSもあるので確認しよう。
【注意】物理のエネキーではなくモバイルEneKeyを使う

これも注意で、物理のエネキーを使っているのではクーポン分の値引きが受けられない。
恩恵を最大にするためにも必ずモバイルEneKeyを使うようにしてほしい。
【注意】ENEOSアプリのクレジットカードの更新や変更や都度店舗で実施する必要あり

初回登録の時がそうだったように、クレジットカードの更新や変更は店舗に行かないとできない。
ENEOSアプリを取り扱っている店舗ならどこでもいいんだけど、とにかく店舗でスタッフさんにやってもらわないといけないので、
カードの更新タイミングなどでは注意しよう。放置していると決済できなくなる。
またスタッフさんがいないと変更はできないので、24時間のセルフ店舗のスタッフさんがいない時間に行っても意味がないので注意。
【注意】ENEOSアプリのクーポン値引きは店舗ごとにしか使えない
これで給油するたびに値引きとポイントが受けられて、年間約7,000円がもらえるようになった。
何もしていなければ逆にただ約7000円を損するだけになるのでやらない理由がない。
ただ注意があって、クーポンの値引き分は店舗ごとになるので、値引きクーポンを持っていない店舗で給油する場合はモバイルEneKey分の値引きしか受けられないので注意したい。
特に旅行に行った際に旅行先で給油を行う場合等は仕方ないんだけどメリットは減ってしまう。
エネオスアプリを使って日々のガソリン代を少しでも安くしよう

EneKeyというサービス自体は昔からあって、キーホルダーをタッチするだけで割引価格で決済できる便利なサービスだったんだけど、
スマホアプリに移行されたことでよりお得なサービスになった。
ただ決済方法をアプリにするだけで年間約7000円も得できるのだから本当にやらない理由がない。
車に対しての税金アップやガソリン代の高騰、車両本体価格の高騰等車を取り巻くあらゆるものの風当たりが強い今、
自分の好きな車に乗り続けるためにぜひ取り組んでほしい。
みんなの健闘を祈る。